下んちゅの宝
こんにちわ、川上英司です
写真の1枚でもないと色気がないので、3年前のボクを載せておきます
数ヶ月前から、下山俊之と言う男が新入社員としてSAKURAの仲間になりました
下山がどんな人間かは、きっと来店時やフェイスブック等で知ることも多くなるでしょう
この場では、多く語ることは控えさせていただきます
しかし、下山と一緒に働き始めて色々ありましたので少しだけお話します
下山が入社して間もない頃、ボクと同僚の里見くんと下山の3人で仕事の疲れと空腹に見舞われ、行きなれた個人店の食堂に行きました
仕事で繋がった3人だけに、注文後は仕事の反省や今後について言い合っておりました
ディスカッションがエスカレートする中、話しを割く様に注文した定食がオバサンによって運ばれてきました
オバサンは里見くんに「果物食べれないんだっけ?」と言って、付け合せの果物をイカの煮付けに変えて用意してくれました
月に1度、2度しか来ない我々のコトや好みを覚えていただいたコトに感動し、気持ちが熱くなったボクは
「仕事とはこう言うモノだ!まさに人情!下山も、ハートで働くだぞ!」
新人・下山に声を大にして、我が物顔で先輩風を吹かせました
その後、おいしい定食に舌鼓しまして会計時に事件は起こりました
「ココは、ボクが!」と意気揚々と伝票片手に立ち上がり、レジに向かいましたら
まだココでも先輩風を吹かせてますと
「あれ、いつものヒトだったの?全然気づかなかった!!」
とオバサンに言われてしまいました
里見くんと2人でよく来店してたので、里見くんが新人2人を連れてきたと思ったんですって
あんなに下山の前で、「人情」だの「仕事はハート」だなんて威張ってたのに、
最近、散髪してメガネ変えてヒゲ剃っただけでわからなかったんでしょうね・・・。
あの時は、急に下山の前で小さくなっていく自分が居ました・・・。
先日も、わりと遅くまで会社に一人残って働いておりまして
帰り際にクチの中がさみしくなり、下山が日頃から好んで食べるスースーするフリスクの様なヤツがカレの机にあったので一粒拝借しました
しかし、本来スースーするべきクチの中に広がったのは、ニガミでした
ビックリしたボクは急いでティッシュに吐き出しまして、パニック状態から心を落ち着かせ冷静に考えました
下山と言う男は見た目が異常にスリムで、見た目からわかるくらい胃腸が強くない男です
フリスクの容器に入ったナゾの錠剤は、下山の常備薬のキャべジンだったのです
ナゼに下山はキャべジンをオシャレなフリスクの容器に入れ替えてまで、ちょっとカッコ付けてたのだろう
もう、カレがフリスクを食べてるのかキャべジンを飲んでるのか、ボクはわかりません・・・。
こうやってヒトは、ヒトを信じられなくなっていくのかもしれません